【電源回路基礎】MOSFETがどうやってONするかを知って欲しい

みなさま、お疲れ様です。

本記事は非絶縁降圧スイッチングレギュレータの勉強をしてみよう。という記事の第2回目です。

↑この非絶縁降圧スイッチングレギュレータが本記事の対象です。

前回記事で動作原理は理解しました。じゃあ、シミュレータで回路を動かしてみよう。理想スイッチではなくMOSFETをスイッチとして回路を作ってみました↓。

こんな回路を作って、「あれ?動かない?なんで???」となった方が本記事の対象者です。

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こうしたら動く

V2の-端子の接続先を移動しました。
動きました。

10Vが大体5Vくらいに降圧されてます。OKです。

MOSFETはゲート-ソース間電圧をかけるとONする

MOSFETはゲート-ソース間に電圧をかけたらONします。

最初の回路はゲート-GND間にスイッチング信号を入力しているから動かなかったってことですね。

まぁそれだけなんですが、初めてだと知らずに手間取ることもあるかもしれません。

ちなみにPMOSだと

PMOSだとゲート-ソース間に先ほどと逆電圧をかけるとONします。

はい、短いですが、以上です。

何かの参考になれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました!!