どうも。出力24V10A(240W)のフォワードコンバータを製作を目標に設計しているものです。
これまで検討した内容はこちらにまとめていっていますので、良かったら見てみて下さい。
本日は出力ラインのダイオードを1N5404に置き換えて動作確認をします。
ここですね。これまではLTspiceの理想ダイオードを使用していました。理想素子では実際に作った時に少し不安なので、実在するダイオードのspiceモデルを使って動作を確認しておきます。
ちなみに使用するダイオードは1N5404です。共立エレショップで10個51円です。使い放題ですね。
耐圧400Vで電流3Aです。出力が10A相当なので足りてないですが、そこはまぁ4個以上を並列に挿入するって感じで対応します。
本記事ではLTspiceへ1N5404の追加方法とシミュレーションによる動作確認をします。
・ダイオードをLTspiceに追加したい。
・DCDC製作の参考が見たい。
という方の参考になれば幸いです。
【準備】1N5404をLTspiceに追加する
まずspice modelをダウンロードします。こちらにアクセスします。「simulation model」をクリックします。
「Pspice model」をクリックします。
ダウンロードファイル「1N5404RL.lib」を開きます。
.MODEL以降をコピーします。
次にLTspiceを起動して、開くコマンドからLTspiceXVII/lib/cmpの下のstandard.dioファイルを開きます。
先ほどコピーした部分を貼り付けます。
回路エディタ画面でちゃんと反映されているか確認します。
Pick New Diodeをクリックします。
はい。ちゃんと反映されてますね。これで準備OKです。
シミュレーションで動作確認
とりあえず、回路に反映しました。
この下部の回路たちはフィードバック回路であったり、ソフトスタート回路だったりです。
シミュレーション結果です。↓
それぞれのダイオードの電流が3Aまでであれば問題ないですが、余裕で超えてますね。まぁ並列に差し込めばね。まぁ大丈夫ですよね。
とりあえず、動作しているのでね。OKってことにしましょう。
はい。こんな感じで終わりです。
最後までお読みいただきありがとうございました。