【Power Automate Desktop】データテーブル(2次元配列)で文字列検索して合致する行を抽出する方法

本記事ではPower Automate DesktopのDataTable(2次元配列)で文字列検索して合致する行を抽出する方法を解説します。

例として以下の日付のあるデータテーブル(配列)から2021/1/2の日付データを抽出して新しいデータテーブルを作成します。

何かの参考になれば幸いです。では始めます。

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フローの紹介

早速ですが、結論です↑。

概要を説明します。まず「For each」アクションを使ってデータテーブルの行数分だけループを回して、ループごとに「if」アクションを使ってデータテーブルの”日付”列と検索文字列を比較して、検索文字列と一致したら新しいデータテーブルに追加するというフローです。

詳細解説

まず一行目でNewDataTableという新しいデータテーブルを定義します。{^[‘日付’,’数値1′,’数値2′]}で列名を付けています。これが出力データテーブルになります。↓こんな感じですね。

次に2行目でループ処理です。「For each」アクションを使用します。

これで以下↓のように反復処理を行う値に%NewVar%と設定すると行数分ループ処理をしてくれます。ループするごとにNewVarの1行目、2行目、、、と順番にCurrentItemに代入していきます。

次に3行目です。「if」アクションでCurrentItemに検索文字列があるかを確認します。

CurrentItemの[0]列に日付が入っているので、CurrentItem[0]に2021/1/2が入っているか?を見ます。↓

If文がTrueの場合はNewDataTableにCurrentItemを追加します。「+」でデータテーブルを結合できます。

以上です。では結果を見ておきます。

ちゃんと2021/1/2が抽出されていますね。

はい。以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。何かの参考になれば幸いです。