みなさま、お疲れ様です。
写真をパソコンに転送するのめんどくさいですよね。
以前Androidを使っていた時にphotosyncという写真をNASに転送するアプリを使っていました。(480円の課金)
しかしiOS版だと1000円かかります。iOS版になった途端に同じものに倍以上のお金を支払えますか?私には出来なかったです。
ということで今回はiPhoneの「ショートカット」アプリを使い、その日に撮影した写真を自動でPCに転送する仕組みを作成しました。本記事では、その詳細な手順を解説します。
ショートカットの概要
作成したショートカットの画面は以下の通りです。
このショートカットでは、以下の処理を行います。
- 今日撮影した写真を取得(「最終変更日が今日」でフィルタ)
- 取得した写真を1枚ずつPCにアップロード(OwlFilesを使用)
ファイル転送にはOwlFilesというアプリを使用します。
作成手順
1. ショートカットを新規作成
「ショートカット」アプリを開き、新しいショートカットを作成します。
2. 今日撮影した写真を取得
「アクションを追加」→「写真を検索」を選択し、フィルタを設定します。
- 条件:「最終変更日が今日」
これで、今日撮影または編集した写真を取得できます。
3. 各写真を繰り返し処理
「アクションを追加」→「スクリプティング」→「各項目を繰り返す」を選択。
- 「繰り返しの項目」に「写真」を指定
これにより、取得したすべての写真を1枚ずつ処理できます。
4. OwlFilesでPCにアップロード
「アクションを追加」→「OwlFiles」→「ファイルをアップロード」を選択。
- アップロード対象に「繰り返し項目」を指定(「写真」を選択すると最後の1枚しか転送されない)
- PCのフォルダーを指定
このショートカットをホーム画面に追加しておくと、ワンタップで写真をPCに転送できるようになりました。
nasneへのアップロードは不可
nasneに直接アップロードしようとしましたが、うまく動作しませんでした。
(原因は不明ですが、OwlFilesの対応状況やnasneの仕様が関係している可能性があります。)
完全自動化するには?
iPhoneのショートカットはPCの電源が入っていないと転送ができないため、完全自動化するには以下の方法が考えられます。
- PCの定期起動を設定(BIOSのスケジュール機能やWake-on-LANを利用)
- iPhone側でオートメーションを設定し、決まった時間にショートカットを実行
- PCの自動シャットダウン(タスクスケジューラで設定)
これにより、PCが自動で起動し、iPhoneの写真が定期的にバックアップされる仕組みを構築できます。
まとめ
今回のショートカットを使えば、ワンタップでiPhoneの写真をPCに転送できます。
完全自動化にはPCのスケジュール起動が必要です。
ぜひ試してみてください!