本記事では、単電源オペアンプのLM358をLTspiceに追加してシミュレーションしてみようと思います。
秋月電子で20円で売ってますね。では、始めます。
LTspiceにLM358を追加する方法
ここにアクセスして、”設計および開発”->”設計ツールおよびシミュレーション”LM358のspice modelをダウンロードします。
zipファイルを解凍して、中にある”lmx58_lm2904.lib”ファイルを”LTspiceXVII\lib\sub”の下にコピペします↓。
LTspiceを起動して、OPENから先ほどの.libファイルを開きます↓。
.subcktの箇所で右クリックして、Create Symbolをクリックします↓。
すると、symbolも自動で作りますか?って聞かれるので「はい」をクリックします。
するとsymbol editorが開きます↓。
ちょっと、オペアンプっぽく編集します↓。LMX58_LM2904は変更したらダメです。シミュレーション回らなくなります。
これで保存したら、パーツの追加は終わりです。
シミュレーションで動作確認
では、簡単な回路で動作確認してみましょう。
ボルテージフォロワの回路で動作確認します。
シミュレーション結果が以下の通りです↓。
一瞬、「え?」って思うかもですが、狙い通りです。
青色で正弦波が入力されていますが、
0Vちょい上~3.5Vくらいまで、赤色の出力は追従できています。
負電圧と0V付近と3.5V以上は追従できていません。これは単電源オペアンプだからしかたがないですね。
はい、簡単な動きも見れたので、無事にパーツ追加出来たと判断して、本記事は終わります。
誰かの参考になれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました!!!